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原・石川研究室は材料・表面・化学・触媒を専門とするグループです。sustainable, ammonia, catalyst, energy


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原・石川研究室は、材料・表面・化学・触媒を専門とする、エネルギー・環境・炭酸ガス削減をターゲットとするグループです。東京科学大学 原 亨和 触媒 アンモニア合成触媒 逆転触媒 鉄触媒 アンモニア バイオマス変換 持続的社会 グリーン
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NEWS
新着情

25/11/26

逆転触媒がアンモニアを製造するHBプロセスのエネルギー消費を半分以下にし、アンモニア製造コストを20%以上削減できる見積もりを得ました。なお、改良型逆転触媒では更なるコスト削減が期待できます。アンモニアは農作物の必須の肥料。穀物を食べて育つ牛、鶏、豚、付随する乳製品、卵製品の価格を決定する一要素がアンモニアです。その価格の削減は、数多くの食料品価格の低減につながります。
We obtained an estimate showing that the inverse catalyst can reduce the energy consumption of the ammonia-producing Haber?Bosch (HB) process to less than half of the current level, thereby lowering ammonia production costs by more than 20%. Moreover, the improved version of the inverse catalyst is expected to achieve even greater cost reductions.
Ammonia is an essential fertilizer for agricultural crops, and it also determines the cost of livestock?cattle, poultry, and pigs?that rely on grain feed, as well as associated products such as dairy and eggs. Therefore, reducing the price of ammonia directly translates into lowering the prices of numerous food products.

25/11/08

世界中の皆様から、逆転触媒の説明が不十分だとのお叱りを頂きました。補足説明を加えました。
We have received numerous comments from around the world pointing out that our explanation of the Inverse Catalyst was insufficient. Therefore, we have added supplementary explanations.

25/11/05
研究室旅行の写真をアップしました。
25/10/11
赤外スペクトルにより、鉄が容易に窒素分子を分解することを明らかにしました。これは鉄がアンモニア合成にとりわけ優れた触媒として機能することを意味します。
25年9月26日
Ammon Fields株式会社が、「赤錆」を原料とする我々の逆転触媒を使うアンモニア製造により、エコテックグランプリ2025で二賞を同時受賞しました。授賞理由は以下の通り。
(1)実際のアンモニア製造で重要なのは、「製造速度/触媒体積」であり、性能のインデックスとして使われる「製造速度/触媒重量」に意味がないことを、逆転触媒によって実証したこと。
(2)実際のアンモニアの生産性では、これまで開発されてきた触媒は100年前に設計された工業触媒に劣る中、逆転触媒は3倍以上の生産性を発揮することを実証したこと。
逆転触媒の原著論文: https://doi.org/10.1002/advs.202410313
日本語解説←クリック
説明動画:上の動画を見てください。
25年9月18日
第136回触媒討論会で口頭発表した沼田さん、清水さん、鈴木さんの奮闘を称えます。なお、この学会は、これまでにない高性能アンモニア合成触媒「逆転触媒」を口頭で発表する初めての機会となりました。すでにこの触媒は論文としては発表済みですが、「信じられない」との意見を多数いただきました。これは私たちにとっての勲章です。
25年9月17日
壊れていた研究室のフォトアルバムの一部を回復しました
25年8月28日
猫島るり子(https://x.com/ruriko_neko)さんに感謝を!!  6月に研究室ホームページの閲覧数が爆上がりしたのを本日教えられました。猫島さんの6月6日ごろの発信がバズったおかげです。猫島さんにお礼を申し上げます。
25年8月23日
インペリアル・カレッジ・ロンドンの留学生アイシャ・ファイサルさんが帰国 学部3年の若手ながら、難関の「触媒に吸着した窒素分子の赤外スペクトル」の測定に成功しました。国際論文に出せる成果です。ファイサルさんに祝福あれ。
Heterogeneous Catalysis, Ammonia synthesis, Iron Catalyst, Biomass conversion, Sustainable SocietyInverse Catalyst

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